ジャーマン・ビンテージ独 Isophon Orchester (12inch 同軸フルレンジ) 訳アリ pair―欧州音響世界のレガシーともいうべきドイツの銘品―

¥21600

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商品の説明

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【製品について】ドイツ Isophon社の、12inch(30cm) フルレンジ (ワイドレンジ・ウーファー) と4 inch(10cm)ツイーターが同軸上に配置されたフルレンジ、Orchester 。ヨーロッパの音響史の中でも、レガシーともいうべき、ドイツ・Isophon社の傑作です。ツイーターにコーン型を採用していますので、前期型、1950年代の製品と思われます。(後期にはドーム型ツイーターに代わっています。)いずれのユニットも、それぞれ後にP30、HS10というモデル名で別々に製造・販売され、ドイツのビンテージ・スピーカーの名器として現在に伝えられているものです。Orchesterは、後のP30よりかなり強力な磁気回路をもった超重量級のユニットです。カッチリとした硬質な音質で、特に低域はかなり引き締まった感じを与えます。また、モニターとして使われたことからもうかがわれるように、色づけのないフラットな帯域バランスとなっています。ヴァイオリンの弦を擦る響き、ピアノの鍵盤を弾く響き、いずれも音のリアリティそのものが抜群です。やはり銘品です。なお、Orchesterには、それぞれインピーダンス８Ωのボイスコイルが２つあり、16Ωもしくは４Ωの２通りのインピーダンスが選べるようになっています。そのため、結線がかなり特殊になりますので、構造も含めて少し説明しておきます。画像10にありますように、端子は５つあります。端子１(左側から数えて)と２の間がV.C.Ⅰ、４と５の間がV.C.Ⅱ、中央の３はツイーターとローカット・コンデンサを繋ぐための中継端子。2と４は直結しています。現状の結線は16Ω仕様で、端子１と５が入力端子となっています。４Ω仕様の場合は、１と５を直結した上で、１と２、もしくは４と５を入力端子として使うことになります。(現状、16Ω仕様で、ケーブル・コネクターを使って、配線を取り出し、そのままエンクロージャー側の端子にケーブルを接続できるようにしてあります。)
最後になりましたが、訳アリの内容は、ツイーターから出音していないようです。したがいまして、活用は以下の3通りになると思います。① ツイータ―部を修理し、Orchesterとして復活させる。② 出品のOrchesterをウーファー側に使い、別のツイーターを加える。この場合、ツイーターは、スーパー・ツイーター的にかなり高い周波数で繋ぐと良いと思います。当方では、DiatoneのTW-501を7，500Hz・-6dB/Oct.で使っておりましたが、オリジナルのOrchesterにもけして劣らないサウンドでした。(TW-25も良いツイーターですが、能率が高すぎるためアッテネーターが必要です。)③ 出品のOrchesterを、そのままフルレンジとして使う。(ウーファーは、フルレンジとして使うこともできるよう、ワイドレンジ・ウーファーとして設計されています。)ラウンド径300mm。取り付け寸法は、ネジ穴対角でおよそ320mmになっています。【商品の状態について】〇ツイータ―の出音以外は、特に問題はなく、全体的な状態はビンテージ品としてはかなり良好です。○DCRは揃っており(公称インピーダンス16Ω、もしくは４Ω)、音圧差も通常の使用で問題のない範囲に収まっています。【その他】発送はヤマト宅急便２ヶ口。送料着払いでお願いします。(大変重量があり、希少なユニットでもありますので、品物の安全上、２ヶ口でお送りする予定です。ご了解ください。)ジャンク品としての出品ではありませんので、輸送中の何らかのトラブルで、製品としての機能に問題があったり、状態が説明と著しく異なったりした場合、2週間以内に、その旨ご連絡いただければ、返品は受け付けます。なお、同時に、趣味の音響製品を何点か出品しておりますので、よろしかったら、そちらもご覧ください。21600円ジャーマン・ビンテージ独 Isophon Orchester (12inch 同軸フルレンジ) 訳アリ pair―欧州音響世界のレガシーともいうべきドイツの銘品―家電、AV、カメラオーディオ機器AZ-501 ISOPHON Orchester 2000 30cm オルケスター2000 同軸スピーカー